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量子力学III
2021年度に開講した新課程の科目です。 量子力学の核心部分となります。 旧課程の量子力学IIの内容に相当する内容です。 前半は水素原子に対するシュレディンガー方程式を 変数分離法を用いてひたすら解きます。 この際、必要となるベクトル解析や特殊関数などのについては、 講義ノートの補足にできる限り詳しくまとめてあります。 また、電磁場やスピンに関する内容もやります。 講義ノートはmoodleを通じて配布し、 受講者はそれを各自印刷して授業に持参してもらいます。 試験問題は演習問題に近いものを出題し、 レポート点と期末試験で評価します。内容
- 球対称ポテンシャル中の粒子
- 角運動量
- 水素原子
- 極座標系での自由粒子
- 極座標系での調和振動子
- 電磁場中の荷電粒子
- 角運動量とスピン