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現代物理学序論

大学初年度向けの概論的授業で、力学、電磁気学、熱力学、量子力学、相対性 理論など、現代物理学が成立するまでの歴史的プロセスをたどることで、物理 学全般について定性的に理解を深め、人間社会との関係について考えていきま す。教科書として 小山慶太 著、物理学史 (裳華房フィジックスライブラリー)を読み進めな がら、スライドを使って補足の説明をしていきます。数式を使った理解は求め ず、物理を専門としない学生にも理解できる内容としますが、講義の最後にク イズ形式の小テストをやり、授業の理解度をチェックします。試験は行わず、 小テストの累計がそのまま評価点となります。大教室、大人数での授業になり ますので、授業中の規律は重要視します。



内容
  1. 力学の確立と発展
  2. 光学と電磁気学との融合
  3. 熱力学の完成
  4. 微視的世界と量子力学
  5. 相対性理論の誕生と展開
  6. 基本粒子とその相互作用の探究
  7. ノーベル賞と現代物理学